バス釣りにおいてスピニングニールは、恐らく触ったことがない人はいないのではないかと言えるぐらい、初心者から上級者の方まで幅広く使われているリールです。
そんなスピニングリールですが、値段の幅も広く、リールの番手、ギア比も含めると数多くあるため、どれが自分に合ったものなのか悩まれている方も多くいらっしゃると思います。
今回はシマノのバス釣りスピニングリールおすすめ12選を紹介しますので、是非、最後までお付き合いください。
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シマノのバス釣り向けスピニングリールの特徴
シマノのスピニングリールの特徴はなんといっても巻き心地にあります。
シマノは世界トップクラスの自転車ギアメーカーのため、ギア製造にかけて他社より抜きんでた技術を持っています。
そのため、リール製造においても、いかんなくその技術が詰め込まれており、特にギアが直接影響を与える巻き心地の滑らかさ、フィーリングにおいては随一です。
また、この巻き心地の劣化防止と初期性能を長期間維持するため、リールの剛性・耐久性においてもシマノ独自のテクノロジーにより製造されています。
バス釣りでシマノのスピニングリールを使うメリット
巻きの滑らかさ
シマノのスピニングリールの特徴は、圧倒的な巻き心地の滑らかさにあります。
巻き心地が滑らかになることで、巻いた際のガタツキやノイズを極力排除しているため、リーリング時に感じるストレスが抑えられています。
特に、ミドル~ハイエンドモデルに搭載されているマイクロモジュールギアの滑らかさは、一度味わうとクセになるほどの気持ちの良い巻き心地です。
タフ・頑丈なボディ設計
シマノのスピニングリールは、ビッグフィッシュが掛かった時でもガタつかずスムーズに巻き取りができるよう設計されています。
また、長期間の使用や過酷な環境でも故障しにくいようタフに設計されており、10年以上前に発売されたステラを未だに愛用されるトッププロがいるほど、シマノのスピニングリールはタフで頑丈に作られています。
シマノのバス釣り向けスピニングリールの選び方
可能ならばハイエンドモデル
お財布が許すのであれば、初級者であれ上級者であれ、ステラやヴァンキッシュの購入をおすすめします。
搭載されている機能、使用される素材、製造精度によってリールの価格差が発生します。
そのため、ハイエンドモデルは他のモデルよりもトラブルが少なく、長期間使用できる可能性が高いのです。また、リセール価格が下がりにくいのも特徴です。
ミドル、エントリーモデルを選ぶ場合
趣味の道具にそこまでお金を掛けられないアングラーの方が多いと思います。
そこで、各モデルの特徴を把握し、ハイエンドモデルと機能、素材の違いを把握し、アングラー自身がスピニングリールに何を求めるのか、どういう機能が必要なのかを理解することが大切です。
ギア比
シマノのスピニングリールは、ノーマルギア・ハイギア(HG)・エクストラギア(XH)の3つに分けられます。
ライトリグなどを遠投した場合、ギア比が高い方が糸ふけの回収が早くなり、バイトがあった場合、すぐにフッキングに移れるのでおすすめです。
一方でギア比が高くなると巻き重りがあるため、巻き出しの軽さを重視される場合はノーマルギアがおすすめです。
ミドストやホバストはノーマルギア
バス釣りでスピニングリールのギア選びで注意する点は、ミドストやホバストなどの一定のペースでロッドアクションを行いながら、スローにリーリングする場合です。
この場合、上級者でもハイギア以上のギア比だと一定のリトリーブが難しいため、ミドスト・ホバストをメインで使われる場合はノーマルギアを選択する方がよいでしょう。
スプールサイズ
シマノのバス釣りスピニングリールでメインとなるスプールの番手は、2500番が基準となると思います。
そこから、メインラインがフロロ3lb、PE0.4号以下の場合は2000番、パワーフィネスなどでPEの1.5号以上だと3000番が使いやすいスプールサイズになってくるでしょう。
ちなみに、「C2500S」などの”C”はコンパクトボディの意味で、2500番に比べ、ローターとスプールのサイズが小さくなっていることを意味します。
シマノのバス釣り用スピニングリールおすすめ12選
シマノ22 ステラ
ステラは、シマノ スピニングリールのハイエンドフラッグシップモデルです。
シマノの最新、最高技術が搭載されており、巻き心地、剛性、耐久性を徹底的に追及したモデルになっています。
今回の22年モデルではスーパースローオシュレーターの搭載により、遠投性能が向上しています。
また、ステラオーナとしての所有する喜びがある唯一無二のリールになります。
シマノ23 ヴァンキッシュ
ヴァンキッシュの特徴は、圧倒的な軽さと感度になります。
その軽さは、操作系の釣りはヴァンキッシュ以外使いたくないというアングラーがいるほど快適です。
また、ヴァンキッシュの感度は、トラウトの管理釣りでルアーを追尾する魚の挙動が分かるほどと言われています。
23年モデルからはスーパースローオシュレーターが採用となり、遠投性能が向上しています。
シマノ20 ツインパワー
ツインパワーは、ステラの弟分にあたるモデルになります。
ステラと同様、剛性・耐久性を求めたモデルとなっており、巻き心地もステラに迫るほど滑らかです。
ステラとの違いは、一部パーツが樹脂製のためステラと比べて剛性が落ちるところなどがあげられますが、実釣において必要以上の剛性・耐久性を備えています。
シマノ21 コンプレックスXR
コンプレックスXRはMGLシリーズで、ヴァンキッシュに次ぐモデルになっています。
特徴は、その圧倒的な軽さと軽さからくる感度の良さ、巻き初めの初動の早さにあります。
ミドスト・ホバストやライトリグの操作においてアドバンテージを発揮します。
また、軽さによるボディの剛性にも不安はなく、バス釣りにおいて必要充分な機能を持っています。
シマノ20 ヴァンフォード
ヴァンフォードは軽量ボディと巻き初めのレスポンスを追求したMGLシリーズになります。コンプレックスXRと同様の軽さとなっており、感度・操作性の良さは申し分ないものとなっています。
また、ミドルレンジのスピニングリールではコストパフォーマンスも高く、手に取りやすい価格設定になっているところも魅力です。
シマノ19ストラディック
シマノを使ったことがない方、シマノの技術を体感したい方にぴったりなモデルがこのストラディックになります。
手に取りやすい価格設定でありながら、マイクロモジュールギアⅡやロングストロークスプールが搭載されており、エントリーモデルからステップアップしたい方や中級者の方におすすめです。
シマノ21 アルテグラ
アルテグラは、シマノを代表するスピニングリール製造の技術を惜しげもなく詰め込んだ初心者~中級者向けのモデルとなっています。
この価格設定でHAGANEギア、マイクロモジュールギアⅡが搭載されており、スピニングリールはこれだけで充分じゃないのかと思えてしまうほど、コストパフォーマンスの良いリールです。
シマノ22 ミラベル
ミラベルは、上位機種に引けを取らない巻き出しの軽さと軽量ボディによる快適な操作性が特徴のリールです。
操作系の釣りがメインの方であれば、中級者以上の方でもストレスなく扱えるリールとなっています。
また、バス釣りに限らず、エギングやアジング、管理釣り場のトラウトなど幅広い釣りに使用できます。
シマノ21 ナスキー
シマノの定番エントリーモデルのナスキーですが、この21モデルから大幅に進化しました。
ギアはHAGANEギアが採用、デザインもシンプルに精錬されたものとなり、コストパフォーマンスが非常に高くなっています。
エントリー層だけでなく、ベテランアングラーも満足できる仕上がりになっています。
シマノ17 セドナ
エントリー層に向けたシマノのスピニングリールがセドナになります。
初心者向けのリールになっていますが、シマノのHAGANEギアが搭載されており、スプールは遠投性とライントラブルを抑えたAR-Cスプールが搭載されています。
そのため、これからバス釣りを始める方やスピニングリールを始めて触る方にもおすすめのモデルになっています。
シマノ21 ネクサーブ
ネクサーブは、シマノの釣り入門者用のリールになります。
しかし、入門者用とはいえシマノのスピニングリールですので、キャスト性能やライントラブル対策が考えられた設計となっています。
また、淡水だけでなく、海水にも対応していますので、バス釣り以外の釣りにも使用できるようになっています。
シマノ19 シエナ
シエナも初めて釣りをされる方向けのエントリーモデルになります。
こちらはラインがセットされており、リールを購入後、ラインを巻く必要がないところも初心者に優しいリールになっています。また、シエナもAR-Cスプールが搭載されています。
海水にも対応していますので、バス釣り以外の釣りも楽しめるリールとなっています。
まとめ
スピニングリールは初心者から上級者まで使用する、アングラーにとって身近なタックルです。ですが、リールに求める機能や性能はアングラー毎に異なります。
今回は、トップクラスのリールメーカーであるシマノのスピニングリールをご紹介しました。
ぜひ、今回ご紹介した内容を参考にいただき、あなたが求めるスピニングリールの発見に繋がれば幸いです。