ルアーフィッシングは様々な種類のルアーを使い、対象の魚種にアプローチししていくのがセオリーです。
ルアーはそれぞれ動きも全然違いますし、得意なシチュエーションも違います。
海の状況や天候、対象魚種に合わせたルアー選択はとても重要です。
そのルアーを収納し快適に持ち運べるよう、ルアーケースにもこだわってみましょう。
今回はサーフでの釣りにおすすめなルアーケースを12点紹介します。
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サーフに適したルアーケースの特徴
サーフでのルアーフィッシングは、足を使います。
フィールドが広い分ポイントまでも歩きますし、移動を繰り返してターゲットに迫っていきます。
そのためフローティングベストのポケットにすっぽり収まるコンパクトさもそうですが、多くのルアーを入れることが出来る収納力も必須です。
あまり移動をせずタックルボックスを持って行き、一つのポイントでじっくり釣りをする人もボックス内にはルアーがたくさん入れられた方が有利です。
サーフでルアーケースにこだわるメリット
ルアーをたくさん持ち運びできる
サーフでの釣りは年々、人気が高まっています。
魚がルアーの動きに慣れてきているのも事実なので、動きが良いルアーとか釣果が良くあがる自分のお気に入りのルアーをできるだけ多く持ち運びたいです。
ルアーケースも少しずつ進化していますから、多くのルアーを収納できるケースがどんどん出てきています。
それを有効活用し、フィールドに出かけましょう。
取り出しやすさいものは釣りの時間を快適にする
ルアーを取り出しやすいケースは釣りの時間を快適にします。
よくフィールドでルアー交換をする際にフック同士が絡まり、使いたいルアーをなかなかセッティング出来ない人がいます。
その時間は、当然キャストが出来ないので釣果も生みません。
釣りの上手い・下手よりもきれいなルアー収納は大切かもしれません。
自分の釣りの【カタチ】が見つかる
筆者は、いくら多くても25種程度のルアーしか持ち運ばないので決して釣り人としては多くない方かもしれません。
しかしその分、このケースにはどういったルアーが入っているとか、このケースはフローティングベストのどこに入れると取り出しやすいということが頭の中に入っています。
このように、自分にとって使いやすいケースは迷いなくルアーを交換できるだけでなく、自分の釣りのセオリーのようになり、釣果が上がっていくこともあります。
サーフに適したルアーケースの選び方
中心になるのはリバーシブルタイプ
持ち運びたいルアーが10種類をこえるような人は、まずはリバーシブルタイプのケースを一つは持ちましょう。
ケースの裏と表を使用できるので、10個以上のルアーを収納できます。
ただし、このケースに重量があるルアーばかりを入れると単純にケース内の重量が重くなり、フローティングベストが肩に重くのしかかります。
適度な重量感を大切にしましょう。
それぞれのルアーに合ったサイズの物を選ぶ
ルアーケースには当然、サイズがあります。
例えば120ミリのミノーを使用したいならば、140ミリのルアーまで収納できる物を選ぶと『つかみしろ』があってルアーを手で取り出しやすくなります。
かといって大は小を兼ねると思い、小さなルアーを大きなケースに収納すると、ケース内でガチャガチャと音を立てて暴れて気が散りますし、塗装が剥げたりすることもあるので絶対にやめましょう。
水抜き穴があるものを選ぶ
多くのルアーケースに今は水抜き穴が搭載されてはいますが、水抜き穴があるとやはり快適です。
釣行後に水洗いをした後にケース内の水抜けが良いと、乾きも早いです。
筆者はルアーを一つ一つ手洗いしますが、ケース内に入ったままのルアーに水をかけ、水抜き穴から水を流すといった洗浄方法も可能です。
釣りの最中に海水が入ってもある程度ここから抜けてくれるため、塩分がケース内に残りにくくサビを抑制できます。
使用後のルアー専用ケースもあると良い
ルアー交換の際に、使用したルアーをメインケースに戻さない方が無難です。
海水がたっぷりついたルアーがメインケースに戻るという事は、まだその日に使用していないルアーに海水を浴びせてしまいます。
メインケースに比べ、仕切り等が無く安価なもので良いですから使用後のルアーを入れるケースも用意しましょう。
もう一度やっぱりそこから使うことが多い人は仕切り付きのタイプを選んでも良いでしょう。
サーフ用ルアーケースおすすめ12選
メイホウリバーシブル140
メイホウ社のリバーシブルケースのロングセラーモデル。
サーフで良く使うヘビーウエイトのシンキングペンシルやミノーの収納にちょうど良いサイズのケースです。
裏と表を使用し最大10個のルアーまで収納可能になっています。
水抜き穴も搭載ももちろんついています。
メイホウリバーシブル120
メイホウ社のリバーシブルケースのややコンパクトなモデル。
近年はサーフ用ルアーは小型なのに重量があるものが多くなっているので、100ミリ程度の大きさのルアーの収納にちょうど良いモデルです。
裏と表を使用し最大12個のルアーが収納可能になっています。
水抜き穴も搭載しています。
メイホウリバーシブル100
メイホウ社のリバーシプルタイプのケースではひときわ小さなモデル。
特に100ミリよりも小さいジグなどの収納に向いているモデルです。
裏と表を使用し最大14個までのルアーが収納可能になっています。
ケースの外径サイズは120ミリと同じサイズだが、ケース内の収納部は100ミリになっており、ジグがケース内で動いてもケース破損しないように強度が高くなっています。
こちらも水抜き穴を搭載しています。
DAIWAルアーケースマルチ(210N 892520)
ダイワ社のマルチに活躍するルアーケースです。
リバーシプルタイプではないものの4つの仕切りがついているため、ルアーの重量や種類によって入れるところを分けたりとか工夫ができます。
サイズにもよりますが、多くのルアーを持ち運ぶ人には使いやすいケースです。
メイホウVS-1200NDDM(MH913676)
メイホウ社の大型ルアーケース。
ケースが大きいのでフローティングベストへの前方収納は厳しいが、背中の大きなポケットやタックルボックスに入れたい一品です。
仕切りが可変式で自分で取り外し可能なので、思いのままのカスタムが可能なのがいいところです。
ビックミノーや大きなペンシルなどを使用する人に特におすすめの仕様になっています。
メイホウ VS-3037ND
メイホウ社のド定番のモデル。
サイズはやや大きめだが、大型のポケットがあるベストなどにも入れることが出来ます。
ミノーを多く使い分ける人には特におすすめで、リバーシブルタイプではない分ルアーをたくさん入れられます。
可変式の仕切りでカスタム性も抜群です。
メイホウバーサスSFC 700タイプ
メイホウ社の小型ルアーケース。
非常にコンパクトなサイズなので、小型のジグやワーム・ジグヘッド類の収納に特に向いているモデルです。
ワームを多用するサーフでは特におすすめで、筆者はワームとジグヘッドをこのケースに入れ、ミノーを入れるケースとは別に必ず持ち歩いています。
色もスモーク色なので、多少ルアーの日焼け防止効果もあります。
メイホウVERSUS VS-3038ND ワーム
品名にワームとあるぐらい、ワーム収納に向いたモデル。
このケースの特徴は、大変薄型ですが10枚以上の仕切り板で可変式カスタムが出来るところです。
ワームの色や種類・大きさだけでなくジグヘッドも種類ごとに収納しやすく視認性も高まることでしょう。
メイホウバーサス VS-318シリーズ 小物ケース
小物ケースと名前はついているものの、小型ジグやフックの収納などに便利なケースです。
8か所の小分けにされたスペースと1か所の大きめのスペースがあるため、フックやスナップなども入れられて便利です。
小さなルアーで身軽に移動する際などに特に適しています。
メイホウVS3010NDM マルチ スモークブラック
仕切り等はないシンプル型ケースの定番モデルです。
10個程度のルアーにフックカバーなどを付けて持ち歩くのもちょうどよいと思います。
筆者のおすすめは、使用後のルアーを入れておくケースとして使用することです。
非常にコスパが良く使い勝手が良いケースです。
可変式板が3枚付いていてカスタム性もバツグン。
釣具屋にも必ずと言っていいほど置いてあるロングセラー品ですので、初心者の人にもおすすめです。
メイホウVERSUS VS-3039ND
各社フローティングベストのポケットにあうように作られたモデル。
とは言えサイズ感的には大き目な部類なので、大きめなポケットに収納するようにしましょう。
このケースの特徴は可変式板が1枚なので、プラグ類とジグ類を分けるとかシンプルな使い方に適しています。
リバーシブル式でない分コスパが良く、少ない個数のルアーで勝負したい人に特におすすめです。
メイホウリバーシブルD-86
コンパクトなリバーシブルタイプでかなり人気が高いケースです。
筆者はまだ購入していませんが、購入を考えているモデルです。
近年は80ミリ程度で30g程度の重さがあるプラグ系のルアーも増えてきていますし、そういったルアーを持ち運ぶのに向いています。
同じルアーと色違いを並べたり、小型のジグやミノー・シンキングペンシル等をアソート的に持ち運ぶのにもおすすめです。
まとめ
ルアーケースは世界観の一つでもあると思います。
自分のお気に入りのルアーが並んだケースを開けるたびに、モチベーションは上がることでしょう。
ぜひ自分のお気に入りのルアーを収納しやすいケースを選んで釣りにでかけてみましょう。