パックロッドを使えば、様々な場所で気軽に釣りが可能になるのでエリア開拓も捗ります。
本記事では、バス釣りに適した安いパックロッドの選び方を「長さ」「硬さ」「仕舞寸法」をテーマとして紹介しています。
後半では、通勤・通学・出張の際などにもバックパックやスーツケース等に入れて持ち運べる安いパックロッドを12選ピックアップしました。
タップできる目次
バス釣りに適した安いパックロッドの特徴
バス釣りに適したパックロッドはバスだけでなく、様々な魚種を狙うことができ汎用性が高いです。
例えば、L〜MLのスピニングのパックロッドなら、メバリングやアジング、エリアトラウトなどのライトゲームにも使えるものもあります。
M〜Hのベイトのパックロッドなら、ナマズやシーバス、ロックフィッシュなどに流用できるものもあります。
ロッドのレングスは長すぎると自重が重くなり携行し辛くなるので、6〜7フィート前後のものがベストです。
バス釣りで安いパックロッドを使うメリット
新規エリアの開拓がしやすい
ふらっとよった気になる場所で釣りができるので、新規エリアの開拓が非常にしやすいのもパックロッドの魅力です。
カバンに入れておけば、飛行機や電車などの公共交通機関でも携行できますし、移動手段を問いません。
通勤・通学の途上や出張時で、気になる水路や野池などの様々なエリアでの釣りが可能になります。
収納に困らない
パックロッドであれば通常のロッドよりも遥かにコンパクトな為、自宅や車内の保管に困りません。
また、パックロッドであればコンパクトに畳めるので、子供の手の届かない高いところに保管することも可能です。
コストが抑えれる
安いパックロッドを使うことで、コストを抑えて気軽にに釣りを楽しむことが可能です。
専用ロッドを揃える程ではないけどバス釣りを嗜みたいアングラーにも、安価なバス釣りパックロッドはおすすめと言えます。
バス釣りで安いパックロッドを使うデメリット
強度
無名のメーカーのパックロッドだと、強度面で不安がどうしても残ってしまいます。
不安だと思う場合は、名の知れた国内メーカーから発売されている安いパックロッドを選ぶのがおすすめです。
思わぬ大物が掛かったとしても安心してファイトすることができますし、フルキャストも可能です。
クオリティ
継ぎ目がズレやすい、キャストが決めづらい、メーカーロゴがはげやすいなどクオリティが低い可能性はあるでしょう。
ロッド価格が安いのにはそれなりの理由が付きものなので、ある程度の妥協は必要だと感じます。
ボロボロになったロッドに愛着が沸く様に考えて割り切ってみるのもいいかもしれません。
バス釣りに適した安いパックロッドの選び方
長さ
どのフィールドでやるにしても、バス釣りで使用するならば、最低6フィートは欲しいところです。
5フィート台だとバス狙いではやや短く軽量ルアーだと飛距離が出にくい為、エリアによっては攻め辛いと感じてしまいます。
特にシャッドやバイブレーション、クランクなどの巻物ルアーでは飛距離が命です。
だからと言って長すぎるとパックロッドの自重が増えて、持ち運びしづらくなるなどの利便性が損なわれる可能性があります。
その為、ロッドの長さは最高でも7.5フィート前後で収めるのがベストでしょう。
硬さ
スピニングロッドであればL〜ML、ベイトロッドであればM〜Hがバス釣りに適しており、オールマイティに使用できます。
小バスからデカバスまで対応できて、ライトリグの感度も損なわず万能にこなせるのが、上記スピニングロッドの硬さです。
5インチ以下のワームを使うならLで、5インチ以上も扱うならMLといった使い分けが良いでしょう。
また、バス釣りで使用頻度の高いミドルクラスのルアーも扱えて、カバーに対しても強いのが上記ベイトロッドの硬さとなります。
M〜Hの硬さなら釣果実績の高い高比重のワームの釣りもしやすく、デカバスが掛かっても強引に寄せることが可能です。
仕舞寸法
ロッド自体が長いと自重が重くなり、仕舞寸法も長くなってしまうので、携帯しづらくなってしまいます。
その為、リュックから少しはみ出して持ち運べる仕舞寸法が60cmなので、それ以下で収めれるパックロッドがおすすめです。
コンパクトに収めることに重点を置きたい方は、テレスコピック(振り出し式)のロッドが良いでしょう。
コンパクトに収めつつも2ピースロッドと遜色ないスペックを求める方には、パックロッドがベストです。
バス釣りの安いパックロッドおすすめ12選
アルファタックルトラギア ポケビッツ66L
テイルウォークで有名な株式会社エイテックから出ているロッドになります。
仕舞寸法27cmの超コンパクトなスピニングパックロッドで、専用ケースとカラビナが付属していて非常に携行しやすいです。
通勤・通学時にも携行しやすく、道中の気になるエリア開拓もしやすいロッドです。
バス以外にもアジやメバルなどのソルトのライトゲームにも使用できます。
ダイワエアエッジ モバイル(6104MHB)
パックロッドの中でもバス釣りに特化したロッドで、仕舞寸法も57cmとコンパクトです。
1/4〜3/4ozの適合ウェイトの為、頻度の高いスピナーベイトやクランク、高比重ワーム等を扱い、巻物から打ち物までこなせます。
自重も126gと非常に軽く、普段使いのロッドと遜色ないスペックを求めつつ、気軽に釣りをしたいアングラーにおすすめです。
シマノゾディアス(C610M-5)
ファットイカや沈み蟲3.2、カバースキャットなどの高比重ワームも扱えるバーサタイルパックロッドです。
仕舞寸法も約46cmと非常にコンパクトで、バッグパック等に入れて携行できます。
自重が非常に軽い且つ感度も高いので、カバー打ちや底物をメインに釣りをしたいアングラーに、ベストなパックロッドです。
シマノゾディアス(S64L-5)
仕舞寸法約43cmの非常にコンパクトで携行しやすく、ライトリグをメインに気軽に釣りをしたいアングラーにベストです。
6フィート4インチの長さの為、水路や小規模河川、野池などのエリア開拓にも向いています。
カーボンモノコックグリップを搭載していて感度が非常に高く、PEラインを使用すればボトムの状況まで明確にサーチが可能です。
ダイワB.B.B.(666TMRB)
テレスコピック式のベイトロッドで、リールをロッドにつけたまま収納できるケースも付属しコンパクトに持ち運べます。
仕舞寸法43cmなのでバッグパックやスーツケースなどにも余裕を持って収納することが可能です。
適合ウェイトは6g〜となっており、フロロライン6〜8lbを使用したベイトフィネスロッドとしても扱えます。
シマノフリーゲームXT(B76M)
並継ぎ式のパックロッドで強度が高くロッドの自重も軽量で、バス以外にも様々な魚種に使用できます。
適合ウェイトもMAX1ozとなっており、フロッグやテキサスリグなどを用いたライトカバーゲームにも効果的です。
7フィート6インチの為、遠投してリザーバーやビッグレイクなどの広域フィールドでも広く探ることが可能です。
メジャークラフト弁慶(BIC-664MH)
高中弾性のカーボンを用いているので、打ち物や底物でショートバイトを的確に感じ、積極的に掛けていくことができます。
6フィート6インチと取り回しもしやすく、野池から小規模河川で効果的なレングスです。
ラバージグやフリーリグ、テキサスリグや直リグなどの底物・打ち物をメインに使用するアングラーにおすすめです。
ジョインターミクスチャーソロ610
アウトドアショップのWILD-1からでている、お洒落な振り出し式スピニングロッドで仕舞寸法は46cmと大変コンパクトです。
バス釣りはもちろん、シーバスや投げ釣りなどソルトにも応用できる万能ロッドで、シーバスポイントの新規開拓にも使えます。
適合ウェイトは3〜14gと幅広く、3インチ台のワームを使用したライトリグから小型ハードプラグまで扱えます。
ジョインターミクスチャー66
低価格ながらもロッド・リール・ケース付きで、大変コスパに優れているミクスチャーシリーズのテレスコピック式ロッドです。
適合ウェイトは3〜12gまでとなっており、ライトリグはもちろんシャッドなどの小型ハードプラグも使用できます。
バス釣りやサビキ釣り、パンコイや穴釣りなど様々な釣りをこのセットで楽しむことが可能です。
アブガルシアズームサファリ(ZMSS-705ML)
バス以外にもシーバスやコイ、チョイ投げやサビキ釣りなどに使える万能ロッドです。
アウトドアチックなお洒落デザインで、釣りキャンプのお供にもおすすめです。
適合ウェイトが3〜20gと幅広く、バス釣り以外にも、小型の秋イカを狙った漁港でのエギングにも扱えるでしょう。
アブガルシアクロスフィールド(XRFC-704M-MB)
お求め安い価格で仕舞寸法57cmとコンパクトながらも、適合ウェイトは3.5〜24gと幅広く非常にコスパに優れています。
7フィートのロッドの為、野池から一級河川まで万能に釣りができます。
バス釣りはもちろん、ロックフィッシュやシーバス、抜き上げなければナマズにも使えるオールマイティなロッドです。
アブガルシアホーネットスティンガープラス(HSPS-664L-MGS)
番手はLの為、ライトリグ全般や5g以下のシャッドなどの小型ハードプラグを扱えます。
ロッドの自重も軽くアクションもレギュラーファーストの為、繊細なバイトを積極的に掛けていくことが可能です。
エリアトラウトや小場所でのメバリング、アジングなどのライトゲームにも流用できます。
まとめ
おすすめ12選では、個人的に信頼できるメーカーの安価モデルをピックアップさせて頂きました。
安いロッドだと強度に不安が残りますが、国内ショップや名の知れたメーカーなら安心して釣りができるはずです。
キャンプや通勤・通学・出張時などに、気軽に携帯できるパックロッドを本記事を参考に是非使ってみて下さい。